- 田辺せんせ
神戸自由学院の代表
- 1944年神戸生まれ。神戸大学経営学部卒業後、保険会社に勤務するも2年で退社。聖書神学校で牧師修業に励むも、神学校の空気には馴染めず中退。東京浅草のドヤ街山谷に行き、アル中患者の就労支援をしていた中森牧師のドヤにころがりこんで助手みたいなことに従事。2年後帰神、神戸でも高速道路建設の日雇労働から長田区のゴム屋で働いていたが、工場が火災に遭い退職。知人の紹介で1974年大阪社会体育専門学校の非常勤講師に従事。夜は学習塾の数学・理科のバイトで生活費を稼いでいた。ところが学習塾では、当時体罰が日常化しており、経営者に抗議すると、即刻解雇。もう塾とは縁をきるつもりでいたところが、数人の生徒が家まで押しかけてきて、「せめて僕らが中学卒業するまで面倒みてくださいよ」と。しかたなく1988年学習塾「冬夏舎」を開設。なんとそれが30年続くことになるとは(笑)。さらに2年後フリースクール併設。1995年阪神大震災にて教室が全壊、神戸に移転し、現在に至る。不登校の子どもたちと歩んで33年になる。おかしいことに、中学どっぷり不登校だった子が、通信行くわと言い出す。明石の生徒は学校なんて当てにしないで、みんな就職していたのに、神戸の子はちゃっかり高校を決めてくる。そういうわけで、2009年4月「神戸自由学院」を無理やり開校することに・・・
- スタッフ けんた
情報処理担当
- 兵庫県立青雲高等学校卒業後、神戸フリースクールのスタッフに。その後、システム開発会社でエンジニアとして開発に従事する傍ら神戸自由学院の設立に関わり、現在は設備管理・情報処理担当者として神戸自由学院に所属している。